水の種類・水の値段|ウォーターサーバー60社を徹底比較-ウォーターサーバー研究所

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水の種類・水の値段

日本人にとって、昔は「水はタダ」でした。その頃、海外旅行などで、水に値段がついているのに違和感を覚えた方も多いのではないでしょうか。

しかし近年環境破壊による水質の低下が叫ばれるようになり、水道水をそのまま飲むことに抵抗を感じる方も増えてきたようです。
水を買うようになってから、最初に有名になった水といえば「エビアン」ですよね。値段もけっこう高額でした。当時はミネラルウォーターの代名詞のように言われていましたが、実は様々な種類があります。

水の種類

ナチュラルウォーター(NW)

特定の水源から採水された地下水に濾過、沈殿、過熱のいずれかの処理をした水。

ナチュラルミネラルウォーター(NMW)

特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留または移動中にミネラルが溶解したもの。鉱水、鉱泉水など。
処理方法は濾過、沈殿、過熱のいずれかに限る。

ミネラルウォーター(MW)

原水は上記と同じ。処理方法は濾過、過熱殺菌以外に、複数の原水の混合、ミネラル分の調整などを認める。

ボトルウォーター

前述の3つのどれにも該当せず、水道法の基準で"飲用適"の水。処理方法の限定はない。

「硬水」と「軟水」

また、「硬水」と「軟水」という言葉を聞かれたことがあると思います。 これは水の硬さを表す「硬度」によって分類される水の種類です。
硬度とは、水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムを数値化したもので、その数値が高いものを硬水、低いものを軟水と呼んでいます。

わかりやすく言えば、カルシウムとマグネシウムがたくさん入っている水が硬水、少ない水が軟水ということです。
輸入されているヨーロッパの水の多くは硬水で、軟水に慣れている日本人が飲むと苦味を感じてしまうものも中にはあります。 料理についても和風の出汁をとったりするのは軟水が向いていますし、パスタなどを茹でるときは硬水が適しています。
やはり、その国の料理にはその国の水が合っているということなのでしょう。

水の値段

水の値段については、この種類の水だから高いとか安いというのはないようです。 一つ言えるのは、人工的につくる水と天然の水とでは、天然の水の方が通常は高いということです。
人工的につくる水(RO水など)は採水地が特定されていない、極端に言ってしまえば水道水からでもつくれてしまえるので、原価は低くおさえることができるため、水の値段も安いといえます。

また、水の処理の仕方によって値段が変動するということもないですから、その水の値段が適正なのかどうかは結構わかりにくいもの。
そうなってくると、やはり重要なのはその会社の信用度ということになりますので慎重に選びたいものです。